保有資産額が1億円を超える日本人富裕層の世帯数や人数は2000年以降、増加の一途を辿っています。

野村総合研究所(NRI)のデータによると、2000年時点で富裕層以上の世帯数が83.5万世帯で彼らの金融資産が171兆円だったのに対して、2015年では世帯数が121.7万世帯で272兆円となっています。

15年間で1億円の資産を保有している世帯数は1.45倍、金融資産額は1.59倍と急激な伸びを表しています。

それに伴いプライベートバンクに口座開設を希望する人も増加傾向にあります。

その目的は十人十色でブラックカードの発行やヘッジファンドの購入など個々人によってニーズは様々です。

プライベートバンクの口座開設の際の最低預入金額というハードルの高さは各々違いますが、金融資産がいくらあればプライベートバンクで口座解説できるのでしょうか?

各社プライベートバンクが設けるハードルを比較しながら見ていきたいと思います。

まず保有している金融資産5,000万円だった場合、国内で口座開設が出来ない確率が限りなく高い6行についてです。

 

〈金融資産5,000万円では限りなく口座開設が難しいプライベートバンク6行〉

【①みずほプライベートウェルスマネジメント】

みずほプライベートウェルスマネジメントでの口座開設は申し込みをしたとしても審査で弾かれるでしょう。

みずほプライベートウェルスマネジメントは2005年からプライベートバンキング事業を開始していますが、最低預入資産額は10億円としています。

【②クレディ・スイス】

同じく国内のプライベートバンクでハードルが高いのが外資系のクレディスイスです。

クレディスイスは2009年からプライベートバンキング事業を開始しており、HSBC撤退後に事業を買収し国内でも成功している外資系プライベートバンクのひとつです。

クレディスイスも最低預入資産額は10億円以上としており口座開設を申し込んでも審査で弾かれることでしょう。

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【③三井住友フィナンシャルグループバークレイズ】

三井住友フィナンシャルグループバークレイズでは最低預入資産額を5億円以上としており口座開設は難しいでしょう。

 

【④UBS】

プライベートバンクの雄として世界的に有名なUBSは最低預入資産額を2億円以上としています。

 

【⑤三菱UFJモルガンスタンレーPB證券】

モルガンスタンレーグループで口座開設者をサポートしてくれる三菱UFJモルガンスタンレーPB証券は最低預入資産額は1億円としています。

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【⑥ロンバーオーディエ】

スイス系の老舗プライベートバンクの最大手のロンバーオーディエは最低預入資産額1億円以上、金融資産3億円以上としています。

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上記6行は最低預入資産額のハードルを公にしており明確な基準があるため、金融資産5,000万円では口座開設は限りなく難しいでしょう。

その他の金融機関でもプライベートバンキング事業部はありますが、最低預入資産額を非公開としているところが多く詳細に関しては分かりません。

しかし暗黙の了解になっている業界の常では1億円は必要としています。

プライベートバンクの口座開設においては「億の壁」が存在し、その壁を乗り越えることが基本的に最低条件となっています。

〈資産5000万円でも口座開設が可能なプライベートバンクはあるのか?〉

「億の壁」という業界の暗黙のルールがある中で口座開設できる可能性を持っているプライベートバンクが1社あります。

それは日本の大手証券会社である大和証券です。

因みに大和証券のプライベートバンクは「遺言信託」が強いことで業界内では一目を置かれています。

大和証券は最低預入資産額に明確な基準を設けておらず、まずは口座開設希望者のニーズをヒヤリングして審査をします。

とはいうもの大和証券にもある程度の口座開設の最低基準の目安は存在し「有価証券3,000万円以上かつ金融資産1億円以上」又は「年収2,000万円以上」としています。

保有資産が億の壁を越えていなくても「年収が2,000万円以上」があれば口座開設できる可能性は高いと言えるでしょう。

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〈プライベートバンクで口座開設して何を目的とするか?〉

プライベートバンクに口座開設をしているということはステータスに感じますし、実際に「特別感を感じる」という方もおられます。

中にはプライベートバンクに口座開設したは良いものの、目的が全くないままの方もおられます。

プライベートバンクは口座開設者の専用サポートチームを組んで様々な支援をしてくれます。

そして状況に応じて「節税しましょう」、「運用しましょう」などアドバイスをくれます。

そのアドバイス通り言われるがままになっている方も少なくありません。

しかし国内のプライベートバンクのビジネスモデルはブローカーレッジモデル(販売手数料モデル)です。

このモデルは金融商品の売買によって手数料が発生するわけですから、口座開設をしたはいいものの運用に積極的ではないのであればバンカーも骨折り損になりかねません。

バンカーも人間です。

「金融商品も買ってくれず、いいように利用されているだけ」、「何を考えているのか分からない」となれば徐々に対応が変わってくることも実際にはある様です。

これがブローカーレッジモデルの生む微妙な関係性です。

本来はプライベートバンクで大切なのはバンカーと良い信頼関係を結ぶことです。

そして長期に渡って「資産保全」や「資産譲渡」などのお金の事を任せられることが良いプライベートバンクの在り方だと思っています。

歪みを生みやすいブローカーレッジモデルのビジネスモデルは日本国内のプライベートバンクの今後の課題と言えるでしょう。

その中でもプライベートバンクで口座開設を検討する場合は、漠然としてでもいいので「何を目的にしてプライベートバンクを活用するのか」があると、より有効にプライベートバンクを活用することが出来ると思います。

さらにバンカー側も提案のしがいがあり、良好な関係性を結ぶことが出来やすくなると思います。

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(プライベートバンクの手数料モデルの実態に関して↓)

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〈億の壁を超えるには?〉

前述した様にプライベートバンクでの口座開設には見えざる「億の壁」があるのは実際のところです。

この壁を越えるか超えないかでプライベートバンク以外でも様々なところで受けることができるサービスも変わります。

多くの人は知らないし知っていたとしても見えない「億の壁」ですが、純然とそびえ立っています。

1億円突破がプライベートバンクが顧客とする富裕層の条件です。

金融資産規模が5000万円であれば野村総合研究所(NRI)では準富裕層と呼ばれ富裕層予備軍と位置づけている様です。

では準富裕層から富裕層に至るまでにはどうしたら良いのでしょうか?

金融資産額を増やすには税金は大きな課題です。

準富裕層の方の属性としては経営者や会社役員が多い傾向にあります。

個人の儲けに対しては年収1,800万円以上からは40%、年収4,000万円以上からは45%も所得税で徴収されますが、個人のお金としての課税はある程度は避けようがないのかと思います。

 

〈資産保全で注目されているキャプティブスキーム〉

その中で保有資産額を増やすには、いかに所得の源泉である法人で節税するのかというのが大切なポイントです。

不動産の購入は節税でよく選ばれる方法ですが、キャッシュなどの流動資産を多く残すという観点からすると完全無欠とは言いにくいでしょう。

資産管理会社の設立や生命保険も有効的ですが、節税になり現金を多く残せるとしてキャプティブスキームが注目を浴びています。

認知度がとても低いスキームですが節税やROEを上げるとしてキャプティブスキームを導入する企業が2017年以降増加しています。

会社にキャッシュを残すには効率的なスキームです。

ただ保険業法や国際税務などスキームを提案するには包括的かつ深い知識が必要になるので、提案できるバンカーは非常に限られています。

資産を守ることを念頭に置かれるのであれば情報収集しておいて損はないでしょう。

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【プライベートバンクで口座開設する前に基本的な情報を理解しておくことが何よりも大切です】

実はわたくしは過去に運用でまとまった利益を作ることができました。

それを原資にして資産運用や資産保全に取り組むために、いくつかのプライベートバンクを比較したことがあります。

とはいうもののプライベートバンクも記事でも述べているとおり、ビジネスで運営しています。

幅広いサービスが確かに魅力的ではありましたが、友人からは「金融商品の営業が正直しつこいよ…」などとも聞きます。

ですのでプライベートバンクの少し情報を聞いただけで「何だか良さそう」という単純な理由だけで口座開設することはあまりおすすめしません。

プライベートバンクで安易に口座開設をする前に

・契約を考えているプライベートバンクのビジネスモデルがどうなっているのか?

・リスクやデメリットは何なのか?

・どういう仕組みになっているのか?などをきちんと理解することが大切です。

それらを理解せずに安易にプライベートバンキングサービスで口座開設をして

金融商品や不動産のセールスを必死にされるだけで「こんなはずじゃなかった」という人は少なくありません。

しかしプライベートバンク選びに失敗してしまう根本的な原因は、単純に良質な情報が少ないことが挙げられます。

要らぬ失敗をしないためにも必要なことは良質な情報を取ること、基本の理解が大事です。

因みにわたくしが現在、プライベートバンキングサービスとして利用しているのは「匠投資顧問株式会社」というところです。

ここは手数料形式が「ブローカーレッジモデル」という金融商品のセールスも全くなく、「フィーモデル」で同じ方向性を向くことが出来ること。

そして、販売会社ではなく完全に中立な立場で情報提供してくれることに加えて、海外の資産保全の情報なども提供してくれることが魅力で口座開設をしました。

ここのプライベートバンキングサービスをしている方が執筆した「99%のプライベートバンカーが伝えない1%の真実」というメルマガがあります。

資産形成を考えてプライベートバンクに口座を開設するのであれば

まずは事前に知識を入れてから検討されることをおすすめします。

業界の裏側を教えてくれているので参考にはなると思います。

わたくしはまだ40代の若造でプライベートバンクの知識が全くないところから個人的に色々とお世話になっています。

このサイトで紹介する許可を頂いたので、以下にリンクを貼り付けをしておきますので口座開設に着手される前に参考にしてみて下さい。

レポートはが執筆したものではなく、第三者機関の金融機関が発行したものですが無料で良質な情報なのでこれから検討をされる方には良いと思います。

本来は完全紹介制で登録者数に上限があるようなので情報を参考にするのであればお早めに!

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【その案件は本当に大丈夫ですか?】

プライベートバンクで安易に口座開設をする前に必ず基本的なことの理解をしておくことをおすすめします。

なぜなら、プライベートバンクのスキームの構築が本当に最良のものかどうかが自身では気付きにくいからです。

過去には不動産会社と手数料のキックバックをする業務提携して、私欲で不動産をやたらセールスされたケースもあります。

もしも近くに詳しい方がおられない場合は、ご相談・お問い合せ頂いても構いません。

ただ、わたしも普段はサラリーマンをしているので返信に時間がかかる場合もあります。

ご了承をお願いします。

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